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大恐竜展2013~2014

遅ればせながら
予てからの目論見通り、期間終了間際に
昨年10月から先々月にかけて、国立科学博物館の特別展として開催されていた
大恐竜展へ行ってまいりました。




今更になってレポートしてみたところで、
何方の関心を引くものでもなし、
加えて、
記憶や見当違い、抜けなど内容の不備が顕著なひどい記事となりそうで
少し躊躇われもしたのですが、
せっかくのことでもありますので、このまま結びまで作成しようと思います。




今回のコンセプトは、「ゴビ砂漠の脅威」、
ゴビ砂漠はモンゴル南部と中国北部にまたがる、中央アジア最大の砂漠です


大好きなあの空間に、
恐竜発掘の聖地としても名高い、ゴビ砂漠で発見された恐竜たちの
実物化石やホロタイプが惜しげもなく並んでいる

アンドリュース氏や、そのエリアでの発掘史、各探検隊のことも大きく取り上げられている


この上なく素晴らしい企画展示であります。


発案者様や諸関係者様、そして、今昔の偉大な調査隊の皆様に、
多大なる感謝をせずにはおられません。


さて、会場へ足を踏み入れるとまず、
20世紀始めにある重要な任務のため編成され中央アジアへと旅立った、
ある探検家たちが紹介されている。

彼らと共にゴビの世界へ誘われる。


ゴビ砂漠における研究の先駆けとなったのは、1922年のこと、
アメリカ自然史博物館のロイ・チャップマン・アンドリュース氏率いる
アンドリュース探検隊による調査です。

らくだのキャラバン隊や当時はまだ大衆化前だった自動車、カメラマンらを引き連れ、
ゴビの大地へ分け入った一行は、
人類の起源を探る中央アジア調査の一環で訪れたその地において
思いもよらぬ生き物の化石を発見することになったのでした。


moblog_02f11417.jpg


余談ですが
探検隊隊長のアンドリュース氏は
あの著名な映画の主人公、インディー・ジョーンズ先生のモデルとも言われております。
もとよりあの映画と、ジョーンズ先生のファンである自分は、そのつながりを知った時、感激致しました。
それから、氏の著書も本当に面白いです。


足掛け8年、5回に亘ったアンドリュース隊のゴビ遠征は、諸国の革命や恐慌などに阻まれその幕を閉じ、
そして大戦をはさんだ1946年以降、
当時のソビエトや、モンゴル、ポーランド、中国、カナダ、アメリカ、韓国、そして日本など
多くの研究者がこの地を訪れ、先駆者たちを引き継ぎました。


彼らのみごとな戦利品が、眼前に並ぶ。


角は無く、歯の生えた原始的な小型の角竜プロトケラトプス、
あの、映画では悪役として大活躍した、ヴェロキラプトル、
上記2種の「格闘化石」、
80年近く「卵どろぼう」の冤罪こうむったオヴィラプトル、
オウムのようなくちばしを持ったプシッタコサウルス、
アジアで発見された初の鎧竜ピナコサウルス
今回大規模な復元が成された、ティタノサウルス類のオピストコエリカウディア、
骨に噛み跡の残る、鳥脚類サウロロフス、
その傷をつけた容疑者、アジア最大のティラノサウルス類、タルボサウルス


化石はそれぞれの発掘地や年代ごとに分けられ、とても分かりやすく展示されておりました。


ちなみに
当日自分の撮影した画像は少ないうえ、使いものにならない代物ばかりだったので、掲載を放擲した。

文章はめちゃくちゃ、画像も無く、何時にも増して訳の解らぬ記事でありますことを
どうかお許しください。



足を進め、
著名な恐竜たちの実物化石を眼前にして、

さすが実物、
質感といい力強さといい、やっぱりどこか、違っている
心に、迫るものがあるねえ

そうとも気づかず、
混在するレプリカ標本の前で独り唸る。




砂漠の炎天下での発掘や運搬作業は大骨折りだろう。
その後のクリーニングや標本についての研究も、
並々ならない知識と集中力とを要するのだろう。


化石を巡るすばらしい発見は偶然でなく、
危険や失敗を恐れず野外調査へ繰り出す方々や、
研究室においても、地道な工程をものともせずその完遂に責任と誇りを持って取り組む人々の
熱意と努力の賜物なのだ

その結晶を、こうして間近で拝むことができるのは本当にありがたいことだなあ


どきどきしながら館内を巡り、
スペースいっぱいに展示されている貴重な標本たちに見とれ、ため息ついて改めて思う。



標本は更に続く。



この偽物も本物もご存じない一介の来館人は、
尚もペダンチックに館内をうろつきまわる。


ハドロサウルス類、イグアノドン類、トロオドン類、堅頭竜、鎧竜類、
あ、これも、あっちの大陸の、あの恐竜とそっくりだ、やはり白亜紀のこの頃となると
あちらこちらへ広まっている、しかし始めにあの陸橋を渡った恐竜は大した豪傑だ、度胸があるよ
あれこっちのはまた、オルニトミモサウルス類と………!!?

と、

隣り合わせで展示された
テリジノサウルスとデイノケイルスの
前肢の骨格標本に釘付けとなる。


この2種がこう並ぶと、息を呑む迫力だった。

どちらも腕だけで2m以上もある。

方や1mほどもある、剣のようなかぎ爪を脇を開いて真横に構え、
もう一方は、その三本指の先端に鋭い爪をくっつけた長い両腕をだらりとこちらに差し向けている。


どっちもまるで腕のお化け、いや、化物、怪物、魔物、いや妖怪かな?
そういえば、年代少し違うが中国の二連盆地でも、でっかいオヴィラプトル類がいたな、
いずれ、ギガントモノニクスなんてのも見つかるのではないかな。
まさかねえ。しかし、
ああこんなのが、同じ地域のご近所さんじゃ、タルボサウルスだって閉口しただろうな。
子供に、父さんたまには、あの腕の長いのが食べたい、などとねだられて、
いやあいつらはちょっと…父さん苦手でね、なにしろ、あの爪が…も、も、もちろん味の話だ!
いいから、食べなさい!サウロロフス、おいしいじゃないか。
なんてやりとりあったら、面白いな
それにつけても、いったい、どんな姿でこの地上を歩いていたのだろうかなあ
謎が多いとされる彼らだけれど、
今、発掘された巨大な腕の化石の実物とこうして対峙している
これこそ持ち主である恐竜が確かに実在していた動かぬ証拠なのだ、
怪談話や与太じゃないのだ。

戦慄をおぼえつつも大興奮して、様々の角度から彼らに臨む。


モンゴル西ゴビ地域に広がるネメグト層の発掘地、
ホロタイプの見つかっているアルタンウラやブギンツァフでは近年、
韓国モンゴルの調査隊の方々が、新たにいくつかの化石を発見なさったそうで
長く謎に包まれていたデイノケイルスの、その奇妙な姿が判明しつつあるそうです。

その合同調査に携わっておられた、小林快次博士の
調査当時のご様子や、デイノケイルスのご見解についての連載を、
わくわくしながら読み、
デイノケイルスの生前の姿を復元などしてみようと思いついた。

幼稚な頭で、その様相を手前勝手に考えてみる。

mirifics



白亜紀末期、
後の北アメリカ大陸で、派手なフリルを持った大型角竜たちの群れが空腹を満たし、まどろんでいた頃、
オルニトミモサウルス類のメンバーにしてはあまりに巨大で、風変わりな骨格を持ち、速く走れるわけでもない、
アジア大陸においては、或いはこんな容の生き物がゴビの大地をのし歩いていたのかもしれません

イラストについてはもちろん「復元」などではなく、ひとりよがりな空想であります



とにもかくにも、
新たに発掘された標本の公開、展示が待ち遠しい。
未発見とされる頭骨の発見も、今後の朗報が楽しみです。



ゴビ砂漠では、様々の恐竜の卵や若齢固体の化石も見つかっており、
そちらも今回の目玉となっていた。

子供らの標本はそれぞれの成体と並んで展示され、
その違いや相似点、成長過程なども明快にうかがい知ることができました。


2006年に日本モンゴル共同調査で発見された
タルボサウルスの子供の化石は、
幼いながらティラノサウルス類の特徴をはっきりと有していて、
かわいらしくも、その行く末思うと敬服すら覚えた。

背後の、しゃがんだ姿勢で頭をもたげるタルボサウルス成体の全身骨格標本は
いつか見たティラノサウルス「バッキー」を彷彿とさせ、
ずいぶん失礼なもの言いで大変恐縮なのですが、
この洗練された空間が醸し出す、厳粛さの中に溶け込んだ
主催者様の遊び心を含んだサービスのようにも感じられ
この展示に来られて、これを見られて良かったと、再三思いました。


プロトケラトプスの赤ちゃんが集団で寄り添ったまま巣に留まる標本は
実際に見ていると、ロマンあふれる化石というより、不憫な子供らの死骸といった印象を受けた。
太古の生物の生態を残す大変貴重な標本とはいえ
何だか長く見ていられなかった。



いずれの標本もきれいで状態が良く、亡くなってから何千万年経ったものとは信じ難かった。


スピノサウルスの発見地であるエジプトのバハリアオアシスや
グァンロン、マメンキサウルスを産出した新彊ウイグル自治区のジュンガル盆地など、
現在の砂漠地帯で保存状態の優れた化石がよく見つかるのは、
中生代当時の環境やロケーション、遺骸が堆積するまでの過程も大きな要因ですが、
植物が少ないため根による破壊を受けにくく、
広く露出した地層を探しやすい点にもあるのだそうです。


終盤になり、今度はゴビ砂漠の作業風景や景観写真の展示に目を奪われる。

気の遠くなるような、遥かずっと昔から変わらぬこの燃えるような夕日が
恐竜たちや、アンドリュース氏を始め、たくさんの調査隊の方々に1日の終わりを告げ
彼らの明日を照らし、ゴビの大地を炎の色に染めたのだ。

遠い異国の地に思いを馳せ、余韻に浸かりながら
展示ゾーンを離れ、特別展の終着地、グッズ販売のエリアへ移る。


残念ながら今回はミニチュアフィギュアのガチャガチャは無いようだったが、
楽しみにしていた公式ガイドブックは今年も見応え十二分の内容で、
しかも横開きなのでゴビ砂漠の魅力や展示のハイライトがパノラマで堪能できる仕様になっている。

3冊くらい買いたく思ったが
懐中開いて忽ち断念する。

選び抜いた一冊の公式ガイドブックを後生大事に抱え込み、博物館を後にして、
途中見つけたトリケラトプスシリーズのガチャガチャに硬貨を投入し、
狙ったディアブロケラトプスが当たり飛び上がって喜び、浮き足立って帰路に付いた。



ああ今回も満喫した。
気持ちが、潤ったわい、まさに脅威じゃ、
ゴビ砂漠畏るべしだよ。


もっと居たかったなあ






次回の恐竜展は、いつであろう。

今からとても楽しみである。





さあここまで。






我ながら、苦笑ものではあるが、
構わない。あとはもう寝るさ。






駄文を長々とすみませんでした。

最後まで御付き合いくださり、うれしいです。


どうもありがとうございました。

どうぞ良い夢を
おやすみなさいませ
プロフィール

一途

Author:一途
ロマンチスト

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